フォルスクラブも長友佑都も努力を怠らないからこそ結果が実を結ぶ

フォルスクラブと長友佑都は似ている。

小さな努力をコツコツと行い、それが結果として現れるからだ。

一般的なスポーツ界では一度、

戦力外通告されると二度と出番が回ってこないことが多い。

 

しかし、長友佑都はそう宣告されてからも、練習を欠かさず行い、

その結果、スタメンに復帰した。

ただ、これは長友佑都が所属しているインテルだからこそ叶ったことかもしれない。

インテルにはレギュラーというものが存在せず、

これまでの全ての試合でスタメンが一致したことがない。

チームメンバー30人という大所帯であり、このことからイタリアメディアでは、

インテルをカメレオンの様なチームと称している。

 

そして、現在、セリアAの1位として2015年を終えようとしている。

ただし、2位とそれほどポイントを離している訳ではなく、独走とまではいかない。

冬休みをどう過ごすかが鍵と言える。

その辺りは受験勉強に似ているかもしれない。

 

フォルスクラブに限らず、すべての勉強はコツコツと行うものだ。

近道こそあるが、一瞬で目的地にまで到達する方法はない。

また、歩く速さも人それぞれになる。

全ての人が同じ速度で勉強できるとは限らない。

時には戻るといったことも必要になる。

フォルスクラブはそうした、戻った学習も可能だ。

学年に捉われず問題を出題し、苦手なところは一学年戻って、

そして、得意なところは一学年進む、といった勉強も可能になる。

 

とある有名ボクシング漫画に出てきたセリフだが、

「努力が必ずしも実を結ぶとは限らない。

しかし、結果を出した者はすべからく努力している」

うろ覚えなので、一部間違っているかもしれないが、

努力と結果の関係をこれ以上上手く説明しているものは他にない。

似たような名言も多いと思う。

 

長友佑都の様に成功を収めるには、それ相応の努力が必要ということになる。

それは勉強もスポーツも変わらない。

良い結果を出している多くの人が、

他の人よりも多くの苦労を払い、それを手にしているのだ。