関節ねずみの痛みでフォルスクラブができない息子の話

関節ねずみに罹患した息子・我が家の小学生の息子は、昨年の秋ごろから関節の痛みを訴え始めました。医師の診察を受けたところ関節内遊離体、すなわち関節ねずみと呼ばれる症状とのことです。関節の中に骨や、軟骨の欠片が混入されてしまう病気と言われています。関節内を自由に動き回る(遊離)ことから、関節ねずみという異名があると医師より聞きました。


野球少年と関節の症状・関節ねずみ自体は野球やテニス、体操などスポーツをたしなむ人が罹患しやすいようです。現に息子も、幼少の頃から野球チームに参加する野球少年です。学びと遊びが結びついた教材、フォルスクラブにあるフォルスペイントをよく利用していますが、そのときに描く対象ですら野球関連のものでありもはや筋金入りと言えるでしょう。去年の冬頃に、一旦痛みがひいたような素振りを見せていましたが、これも関節ねずみの特徴であるようです。遊離体すなわち骨・軟骨の欠片が関節部の広い空間内にあれば、痛みを感じない場合があると言われこの状態だったと予想できます。そして年明けの頃からまた痛み始めたようなので、再びおさまりが悪くなったと考えられます。狭い箇所や隙間に骨が引っかかったりして、関節ねずみがぶり返したのでしょう。


幸いにも息子は、バットを持つ手やボールを投げるのだけは左利きでした。そのため、字を書くときに支障がないのは不幸中の幸いと言えるでしょう。ただ両手で遊べるフォルスクラブのゲームに関しては、制限が課されてしまったのでその点の不満をよくこぼしています。手術の必要があるかもと伝えたら顔を引きつらせていましたが、手術をしないとフォルスクラブで遊ぶのが面倒だよと伝えたら、思案顔でした。フォルスクラブが手術ややる気の原動力になっているとは知らず、夫婦で驚いています。


関節ねずみの症状の種類・ちなみに野球で生じる関節ねずみの諸症状には、いくつか種類があると医師より聞きました。その部位・特徴によって内側型と外側型、後方型といった種類に分かれるとのことです。特に痛みが走るのは、投球時とのことでしたが日常生活でもたまに痛むこともあると聞きます。ただ我が家の息子は、フォルスクラブを触るときの姿勢に問題があるのか、たまにフォルスクラブが提供するタブレットを触っているときに言うことがありました。現在は気を付けているのか、あまりフォルスクラブを触ってもさほど痛いと言わなくなったように感じます。


低学年に発症しやすいのは内側型、高学年や中学生からは外側型と言われています。それより年上になると後方型が多いとかで、中学年の息子は外側型とのことでした。そういうところで成長を感じるのも、何だか妙な話だと夫婦で言っています。


治療に関して・先程手術の話題が出ましたがそれは昨年までの医師の見解で、現状は手術ではなくリハビリテーションを中心に進めています。なんでも肩や肘だけでなく、肩甲骨や体幹など身体全体の使い方に問題がある場合があるとのことで、肩や肘に負担のかからないフォーム習得が大事と言われました。親としては姿勢という言葉が出てきて、少しドキッとしたことも白状します。普段の勉強机や食卓での姿勢、タブレット(フォルスクラブを含む)やゲーム機を触っているときの姿勢に対して、少し無頓着だったかもと反省しているところです。極端な猫背にはなっていませんが、スポーツや勉強・趣味に取り組んでいるときの姿勢や体勢にも気を配っていきたいと感じています。なお、選手を目指すなど早期復帰を検討するなら関節ねずみの治療には手術が必須とのことでした。

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