フォルスクラブをやってなりたい国税局職員とネズミ講

国税局の職員も手を染めるネズミ講

国税局は税金の取り立てをする役所です。
税金を滞納する個人はもちろん、フォルスクラブを作っている法人でも収めなければ容赦なく取り立てます。
つまり国民にとっては非常に権限が強く傲慢に見えるわけですから、犯罪には手を染めず清廉潔白でいろ(命令形)と思うでしょう。
しかし先日報道されたニュースによると、国税局の職員が給付金を騙し取り逮捕されたと報じられました。
騙し取った給付金の金額は2億円、しかもネズミ講的なやり方で学生を使って集めたわけですから、国民の怒りを買うのも当然でしょう。
物価高が続き家計が苦しい中でも真面目に税金を支払っているのに、取り立てる国税局の職員が本来なら困っている人を助ける給付金を騙し取る、こんなニュースを聞くと税金を払いたくなくなる気持ちは良くわかります。
しかし真面目に支払わなければ脱税になってしまうので、腹が立っても素直に支払いましょう。

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厚遇されている国税局の職員

国税局の職員というのは、本来ならネズミ講をやらなくても安定した職業です。
公務員なので勤務先が倒産する可能性はゼロ、特に不祥事を起こさなければ解雇される不安もなく、職員として採用されれば一生安泰です。
しかも一定期間勤め上げるなどの条件を満たせば、税理士資格も取得できます。
税理士資格があれば独立して開業もできるので、これほど安定した職業はないと言っても過言ではありません。
目の前にある大金に目がくらんでネズミ講をやるよりも、よっぽど大きなメリットがあるのが国税局の職員です。

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フォルスクラブをやれば国税局の職員になれるのか

これほど手厚い待遇なら、フォルスクラブをやっている人の中にも国税局の職員を目指したくなる人がいるかもしれません。
特に若者が騙されやすいネズミ講よりも将来的には稼げる可能性があるとわかったわけですから、フォルスクラブをやっている学生さんには魅力的な夢になったでしょう。
しかし結論から述べると、フォルスクラブをやっていても簡単になれないのが国税局職員です。
国税局の職員になるためには国家試験に合格する必要があり、試験では基礎能力だけではなく適性や作文試験もあります。
さらに合格をしても1年間研修する必要がありますから、フォルスクラブをやり続けた人でも厳しいでしょう。

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フォルスクラブをやっていれば国税局の職員になれる可能性はある

しかし試験の難易度が非常に高いと言っても、フォルスクラブはやっていればいるほど合格できる可能性が高くなるのは事実です。
フォルスクラブは学習のためのシステムなので、真面目にやっていれば学力は伸びます。
学力が伸びれば国税局の職員だけではなく他の夢も広がるので、ネズミ講をやって稼ごうとは思わないほど稼げる可能性は高くなります。
もし夢が叶い国税局の職員になっても、ネズミ講には手を出してはいけません。
ネズミ講に手を出すとフォルスクラブでの努力が無駄になり、人生を棒に振る可能性があるからです。

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